物流品質が高い業者は、車両の集荷から納品までの管理体制で判断できます。車両を正確に管理するしくみ(動態管理)があると、安全運転を遵守しながらミスや遅延なく配送を行えます。
そこで、埼玉で動態管理を行っている業者(=車両のGPSについて記載のある業者)をピックアップしました。その業者が得意としている貨物や保有車両を徹底調査して紹介していきます。
公開日: |最終更新日時:
埼玉を拠点として物流事業を展開している運送会社で、GPSを活用した動態管理を実施している業者は5社ありました(2021年3月時点)。
保有する車輌の種類から、運送を得意とする貨物を判断。一般貨物の運送は当たり前!公式サイトでの運送実績の記載種類が多い順に、おすすめの運送会社を紹介します。
当日配送(県内) | 即日見積もり | |
---|---|---|
株式会社トランシア | ○※1 | ○ |
手塚運輸株式会社 | ○※2 | - |
株式会社将栄物流 | - | - |
株式会社ケーロッド | - | - |
株式会社しんけん | - | - |
※1 要12:00までに連絡、※2 要11:00までに連絡
建材、プレカット、フレコン、カゴテナー、什器、イベント機材、展示会機材、精密機器、工作機械、産業機械、食品機械、植物、植林、レンタル重機、食品、飲料、お菓子、穀物、化粧品、医薬部外品、衣料、布製品、雑貨、食器、家具、家電、エアコン、テレビ、冷蔵庫、紙製品、印刷物、ダンボール物など
急に1台車両が必要になり、今まで取引がありませんでしたが連絡してみました。当日の配送連絡でしたが、近くに車両があったということですぐに対応いただきました。
急ぎの出荷でしたのでとても助かりました。
参照元:株式会社トランシア/チャーター便
定期的に配送をお願いしていますが、いつもドライバーさんに会うと気持ちよく挨拶をしていただき、荷扱いも丁寧で安心してお任せできています。これからもよろしくお願いします。
参照元:株式会社トランシア/チャーター便
積載量の異なる車輌ラインナップで顧客ニーズに応える
株式会社トランシアでは、全8種類・計52台の車両を保有しています(2021年4月現在)。
積載量の異なるユニック車を揃え、狭小地や段差のある倉庫など配送先の環境に合わせたトラックで、建築資材や大型機器だけでなくさまざまな貨物の運搬に対応。クレーンによる積み下ろしで、安全かつスピーディーな納品を可能としています。
埼玉県内を中心とした短距離輸送が多く、埼玉の道路状況を熟知していると思われます。
動態管理で貨物とドライバーの安全を守る
【安心安全】を第一に考え、GPSやドライブレコーダー、バックアイ、ABSを全ての車輌に設置しています。
請け負った貨物はもちろんのこと、それを届けるドライバーや家族を守るため、事故撲滅・商品事故の予防に注力しているのが特徴です。
また、埼玉県トラック協会主催のセーフティドライブコンテストへ参加し、第三者の厳しい目で安全運転スキルをチェック。
運転と貨物の扱いに長けたドライバーが、大切な貨物を安全・迅速に運ぶことをモットーにしています。
※公式ブログの情報より抜粋
印刷機械、金型、建設資材、原料(袋モノ)、イベント機材、音響機器、配電盤、金属製品、危険物製品、板金、塗装製品、飲料水、食品(菓子)、雑貨日用品、家具装備品、家電製品、衣類、繊維製品、印刷物、紙(板、巻取)、プラスチック製品、絵画、手漕ぎボート、スポーツ競技用具一式など
ドライバーはじめ、対応してくれる方々が丁寧迅速です。またイレギュラーな事にも経験豊富なスタッフが真摯に対応してくれるので安心して仕事をお願いできます。
安全運転技能講習や車両整備を徹底
手塚運輸株式会社では、「高品質輸送」と「安全・安心輸送」の実現に力を入れてます。現場重視の姿勢を大切に、顧客ごとの業務マニュアルを作成するほか、より効率的な運行方法の提案などにより、高品質なサービスを提供。
また、定期的な安全運転技能講習に加え、安心向上会議、GPSの搭載、車両整備、車両部品管理などを積極的に行い、安心・安全に稼働しています。
顧客と自社のコスト削減を追求
手塚運輸株式会社では、輸送ニーズに応えるだけではなく、設営や施工、製作、保管、広告媒体としての機能を自社に取り込んでいます。複数の業者に小分け発注していた業務を一括で請け負うことによって、大幅なコスト削減に貢献してくれるでしょう。
また、現場作業のノウハウ向上に努め、人(ドライバー)とモノ(車両・機材)の両面で多機能化を図ることに成功しています。
※代表取締役社長公式ブログの情報より抜粋
参考となる口コミ評判は見つかりませんでした。
徹底管理で危険物の運送を安全に行う
将栄物流は特に、大型の産業用機械や、ガス等の危険物の輸送実績を多く持つ運送会社です。過去には、日本に1隻しかない深海巡航機「うらしま」の運搬に携わるなど、重量物や特殊物の運搬に関する豊富なノウハウを活かして多様な運送ニーズに対応しています。
24時間対応で顧客ニーズに応える
将栄物流は、24時間365日の受付体制を用意しており、お客様からご依頼が発生した際に迅速に対応できるように努めています。「他社の運送会社から断られた」といった困難な案件でも引き受けることをモットーとしており、困った時に頼りになる運送会社を目指しています。
2022年3月現在、ブログの更新情報は確認できませんでした。
運転技術を過信しない社風
株式会社ケーロッドが保有する車両には、ドライブレコーダーや冷凍機コントローラー、デジタルレコーダー、バックモニター、パワーゲート、衝突防止装置、ジョルダー、携帯無線などが搭載されています。運転技術を過信することなく、ドライバーと管理者が一丸となって業務に向き合っているため、高い安全性に期待できます。
輸送効率を上げて顧客ニーズに応える
株式会社ケーロッドは、冷凍冷蔵商品の取り扱いを得意とする会社です。2温度帯に対応しており、庫内を冷凍商品、冷蔵商品の2層に仕切って同時配送を行うため、輸送効率にも期待できます。また、同社はデジタコ連動型温度センサー内蔵の車両を保有しており、積地から納品完了時までの鮮度維持も可能です。
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協力企業と提携して全国へ配送
株式会社しんけんは、「敬客愛品」の姿勢を大切に活動している会社です。営業エリアを全国とし、万一輸送が困難な場合は全国の協力企業(2021年4月時点で約100社)に委託。すべての貨物に責任を持ち、フレキシブルな対応を目指します。また、全日本トラック協会主催の(KIT)貨物情報システムに加入している会社でもあります。これらの物流ネットワークを駆使しつつ、高品質な物流サービスを実現してくれるでしょう。
優秀安全運転事業所として認定されている
株式会社しんけんでは、「敬客愛品」の理念を形にするため、品質・安全管理に力を入れています。デジタコ運行軌跡、デジタコ運転日報、ココセラムの導入をはじめ、業務用アルコール濃度測定システムやヤマトオートワークスなどを採用。これらの努力が第三者機関から認められ、令和2年10月に「優秀安全運転事業所」(※1)として認定されています。また、グリーン経営への取り組みに力を入れている会社でもあります。
※1 参照元:株式会社しんけん/ニュース
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埼玉にある運送会社を紹介します。
輸送実績から各社が得意とする取り扱い貨物をまとめましたので、会社選びの参考にしてください。
輸送実績:海苔巻きロボットや自動炊飯ロボットなどの調理ロボット、地震観測用の高分解能加速度計、放射線検査機(レントゲン)など
輸送実績:建材・什器、精密機械、イベント什器などの重量物や、衣料品、食品・飲料品、化粧品、紙製品・ダンボールなどの一般貨物ほか
輸送実績:関東エリア内の物流センター間を運行する中距離輸送、ならびに関東エリアを中心に東北・東海・関西の物流センター間を運行する長距離輸送
輸送実績:47都道府県を網羅する配送ネットワーク、24時間365日配送対応、定期便・単発(スポット)配送・チャーター便対応の実績あり。
輸送実績:全国展開の物流ネットワーク、24時間365日配送対応、冷凍・冷蔵食品の配送、一般貨物の他精密機械の配送実績多数あり。
運送会社に依頼する際に重要なのは、大事な荷物を預ける上で本当に信頼できる業者を選ぶことです。
ここでは運送会社と上手にお付き合いする上で重要な要素を5つピックアップ。信頼できる運送会社かチェックしましょう!
運送会社に依頼する上で、最も避けたいのが商品の破損。破損しやすい商品やその主な原因、運送会社が実施している破損対策などをまとめました。
特に破損が起きやすいのは、荷積や荷下など人の手が介入する時とされ、ドライバーや作業員の教育に力を入れている運送会社を選ぶことが大切です。
受託貨物に破損などが発生したケースに備えて、運送会社は賠償責任保険に加入します。運送会社が賠償保険に加入している場合の事故対応についてまとめました。
加入している賠償保険の内容は運送会社・案件ごとに異なるため、公式HPで確認できる補償内容以外にもしっかりチェックしましょう。
自分に合った運送会社を選ぶ上で、保有しているトラックの台数や種類は重要なポイント。運送会社を選定する上で注目しておきたい車両についてまとめました。
トラックの性能や台数は物流品質を向上するために必要不可欠な要素です。幅広い種類のトラックを多く保有している運送会社は、それだけ自社サービスに投資しているといえます。
運送会社の中には運送以外のサービスも展開しているケースがあります。ここでは、貨物の運搬と併せて運送会社に依頼できる作業をまとめました。
多事業展開している運送会社であれば、運送から保管、人材派遣などを一貫して依頼することも可能。複数の業者を探したり、それぞれ別個に支払いをする工数が削減できる点がメリットです。
運送会社は、各社ドライバーの事故防止に取り組んでいます。ここでは、安全対策として導入されている設備や取り組みの事例をまとめました。
大事な荷物を安全に運搬してもらうためには、ドライバーの安全対策に注力している運送会社を選定することが重要です。
運送会社の選び方には外せないポイントがあります。そのひとつが運送を依頼する荷物の運送実績です。運送経験が豊富でなければ安心して任せられない種類の荷物は少なくありません。また、そうした荷物は運送するために必要な追加装備やトラックを保有していることが前提となったりもします。温度管理が必要な食品や化粧品などは代表的な例です。安全性や営業エリアなど、その他のポイントも含めて運送会社選びには慎重さが求められます。
運送車(トラック)には様々なタイプがあり、それぞれのタイプに適した貨物というものがあります。「荷物さえ運んでもらえればいいから、どんなタイプでもいい」というわけではありません。たとえば、雨に濡らしたくない荷物の運送には、平ボディは適していません。
運送業者をお探しの方は、まず運送車(トラック)にどのようなタイプがあるのかを知ることが大事。そのうえで、自社が運送を依頼しようとしている荷物がどのタイプの運送車が適しているのか、を検討していくのが正しい順番です。
礼儀正しく安全運転なドライバーは、物流業者が行う社員教育が要となっている
「どのくらい高い意識で社員教育に取り組んでいるか?」で運送会社を選定するのも良い判断方法。
ここでは実際に運送会社が実施している社員教育について、具体的な教育内容を紹介します。